2013年6月6日木曜日

モノサシの持論




モノサシというのは決まった大きさのものしか測れない。30センチのモノサシなら30センチまでだし、1メートルなら1メートルまで。そして目盛りが細かいものであればあるほど、より正確に対象を見極められる。何本か種類を持ってればなお便利だ。

僕は特に近しい友人たちには、留学でも旅でもスタディツアーでもインターンでも、とにかく何でもいいから学生中に一度は外にでた方がいいとしつこく勧めている。
その理由は、頑なに国内に篭ってると、どんなに絵や音の情報が入ってきても、それらは日本という枠組みの中でのモノサシだからだ。

に出てみると自分の既存のモノサシじゃ測れないものに多々出会う。個人差はもちろんあるし、もしかすると変に偏ってしまう可能性もあるだろう。だが、そういう時に自分の中に一つ、新しい基準ができる。そして「日本」という国を程度の差はあれ外側からの目線で測ることができるようになる

国内外どこで生きてくか、なんていうのはどうでもよい。自分の一生だ。好きに決める自由と責任がある。ただ、その日本を測れるモノサシがあるのとないのとでは、選択の根拠が質的に大きく違ってくると思う。


要は比較対象を持ってることって結構有意義、っていうモノサシの持論。

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