2012年1月6日金曜日

放浪宣言オンエアー。

つい先日のどうでもいい出来事。











1月3日、高校の同級生2人と古町(新潟の古着屋の多い通り)へ買い物に行く途中、「まだなんか新年明けた実感ねーなー」なんて言ってた僕たちは白山神社に遅めの初詣に行った。

もう元旦から2日もたってるってのに意外と込み合う境内を見て、「初詣は元旦にしろよたるんでるなー」なんて愚痴をこぼしながらチョコバナナの出店を捜していた。

粉雪がちらほら降り始めたので、屋根の下に入り賑わう日本の年明けの様子をファインダー越しに眺めていた僕は、突然後ろのほうから声をかけられた。

「あの、すみません、インタビューさせてもらってもよろしいですか?」、どうやら地元局のTV元旦取材のようだった。

カメラマンもリポーターも若い感じの人で、新人は元旦じゃなくてちょっと盛り下がった2日後とかに寒い中取材に行かされるのかなー、なんてよくわからない同情をしながら取材を了承した。

僕の勝手なイメージだけど、この手の取材は10人撮ったらせいぜい本番使われるのは3人程度だろうって思っていて、まあそしたら適当に何言ってもいっかなーなんて、軽い気持ちだった。

最初はフツーな質問だった。「今日は何されてるんですかー?」とか「新潟の方ですかー?」、そういうの。

で。「2012年の目標は?」って聞かれたんだよね。まあ当然、新年なわけで、鉄板質問。

最近はもはやアフリカのことしか考えてないおれは素直に答えた。「アフリカに行くんで、いっぱい楽しんでいっぱい学んできます」って。

そしたら予想以上に食いついてきた。以下うろ覚えの流れ。

リポーター「何しに行かれるんですか?」

オレ「旅してきます笑」

リポーター「どのくらい行かれるんですか?」

オレ「1年休学して行ってきます」

リポーター「なぜ旅を?」

このあたりから僕は目線をどちらに向けるか迷っていた。

というのも、リポーター・僕・カメラマンは一直線上じゃなく、カメラマンが横じゃなくて僕の斜め前で撮影していたからだ。

リポーターを見るかカメラマンを見るか・・・とっさに「やっぱTVといったらカメラ目線でしょ」なんて考えが脳をかすめた僕はカメラのほうを向き、質問に答えた。


「自分を探すためです。」


おもいっきりカメラ目線+ドヤ顔。どうせカットだろ、っていう慢心と油断が成せる技。

一瞬困ったリポーターに申し訳なさを感じながらもインタビューは続行。

「どんな2012年であってほしいか~」やら「日本経済についてうんたらかんたら~」みたいな質問攻めをのらりくらりと乗り切った。

やっとインタビューが終わり、早く恋愛おみくじを引きたくて立ち去ろうとした僕にカメラマンが、「ちょっと写真撮ってるところを撮らせてもらってもいいですか?」と一言。

このへんからなんかおかしいな、って思い始めた。なんかこだわるなー、と。

指示されたとおりカメラを鳥居に向け、写真とってるフリ。実際はピントも合わせてない。

そしたら「どうもこんにちは~写真はご趣味ですか?」とリポーターのお姉さん。

え!?今インタビュー終わったじゃん!ってかこれインタビューの導入後付けしてんじゃね?!とこのぷちヤラセ疑惑に気づいたときは既に時遅し。この導入部5回以上取り直した。

もう、思わずカメラ目線。笑

これはTV出るな って第六感を使うまでもなく察し、何かウマいこと言おう、一瞬でもイケメンな振る舞いをしよう、なんて一人焦って空回る僕でした。
















まあ、なんでこんなどうでもいい話書いたかというと、それが昨日の夕方だかに放送されたらしいんだよね!もう、笑っちゃうね。

県内のいろんな知り合いからご連絡いただきました。「TV出てたな」、と。

もうTV放送でアフリカ放浪宣言かましたからねローカルだけど。後には退けないぜ退く気なんてないけど!













ちなみに以前同じパターンでラジオ出演したのも記憶に新しい。

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