ふと思い立って1年半前に初めて買ったこの携帯のカレンダーはいつまで表示できるのか調べてみた。
(注 高校のとき携帯もってませんでした。)
まあ思った通り9999年の大晦日が最後の日だった。
その年の自分の誕生日は火曜日だった。
そのときには自分はもちろん地球上に存在しないし
日本なんて大陸プレートに飲み込まれているかもだし
キリスト教だってなくなって、言語も変わっていて、温暖化で地球は毎日真夏日かもしれない。
輪廻なんてものが仮にあったとしても
もしかしたらこのころには曜日なんて概念までなくなってるかもしれないし
人類や地球が存続している可能性だって絶対じゃない。
そんなこと考えながら、そんな知り得ない未来を想像しながらも
とりあえずその日の予定に
「8009歳の誕生日おめでとう」
なんて打ち込んでおいた。
9999年。
キリストが生まれたのが2000年前だから
そのときから現在までの5倍の歴史が積み重なっているんだろうきっと。
↑ボタンを一回押して一年先を表示して
せいぜい僕らが見れるだろう未来なんてあと50回↑ボタン分くらいなもん。寿命を全うできても。
1年や1日すら長いと思ってしまう自分には考えられないほどの未来の予定を書き残せるこの文明の利器に感服しつつ
ワニガメより長生きできん自分の人生ちっぽけさ、卑称さを感じてしまう。
自分の生きてきた意味、自分の生きてゆく意味、
答えなどないかもしれない。見つけたものがホンモノか証明だってできない。
きっとそれはただの後付けの自己満足だろう。
でも、だから、その何かを見つけるため今日も生きてゆく。
0 件のコメント:
コメントを投稿