もう2ヶ月経ってしまったが、夏休みに粟島へ行ってきた。
2012年の「CyclingAfrica」、2013年の「THE SWEETS」に続くアキラとミハラシリーズ3作目である。当初こそ「我々はエンタンテイナーを目指そう」やら「何かアホウなことを」などと言っていたが、3年目ともなると「そもそも誰がこんな動画を観るのか」なんて迷いも消え、ルーティンのごとく粟島へと向かった。
とはいえ、原点回帰をテーマに新潟県・岩舟港に集合したはいいものの、乗船数時間前まで「ホントにサバイバルなんてやるのか?」と随分消極的なスタートを切った。外周25kmほどの小さな島は美しい自然に囲まれ、それは望んでいた舞台にも見えたが、歩き始めて1時間もしないうちに飽きた。
詳しくは動画を(せっかく作ったので)見て頂くものとして、編集を終えた今思うのは、「小賢し過ぎた」の一言に尽きる。単にツライことをすればいいわけではなく、我々はもっとこう、予想外と大自然をピュアに望んでいたのだ、と。小手先の技を磨くにはまだ若い。次作の反省として心に留めておくことにしよう。
何はともあれ、「粟島サバイバー」、ぜひご覧あれ。
第1話
第2話
第3話
第4話
追記
もう1つ、今回改めて感じたのは「疲れてきている」ということだ。
粟島とその前泊を含めて3日ほど野宿をしたのだが、おそろしく体がダルかった。アフリカを旅していた頃なんてネズミやゴキブリだらけのコンクリートの上でだって寝られたのに、体力的というよりは精神的に、随分歳をとってきている気がした。
旅行はいつでもできるが、どうやら「冒険」は近いうちにできなくなりそうだ(正確には、やりたくない気持ちが勝りそうだ)。数限りないやりたいことに優先順位をつける基準を、また1つ見つけたような気がする。
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