何でもこのエチオピア料理、ナイロビ在住の日本人界でも有名なほど美味しいとか。
「インジェラ=美味」、ど~してもこの方程式が腑に落ちない僕は、ケニアまで来てわざわざエチオピア料理屋に、不本意ながら赴いたのだった。
噂のレストランは46番バス路線上の、YAYAセンター近くにある。看板はなく、そうと言われなけらばまず気づかないだろう。
門をくぐると右手に見える、窓に張られたアムハラ語のチラシ。エチオピア出国からまだ1週間と経っていないはずなのに、なんだか妙になつかしい。
当然出てきたのはインジェラ。というかメニューもそれしかない。実に徹底したエチオピアぶりである。
そうして出てきたインジェラ(MIXとかいうやつ、500Kshくらい)は、なんと、白い!見た目が雑巾じゃない!
おそるおそる一口。
「っ!!!」
酸味が弱い。いや、むしろ酸味の質が違う。上手く主菜とハーモニーを奏でるタイプの酸味だ。というかもはやインジェラかと疑うレベルだ。
「インジェラから逃げてやって来たケニアで、わざわざインジェラ食べにいくなんて・・・」
馬鹿馬鹿しい、最初はそう思っていたが、写真撮影時から20分後には見事綺麗に完食。インジェラ上の付け合せたちも、同じ名前の料理かと疑うほど美味い。
違うインジェラ観が味わえる、そんな興味深い食事だった。インジェラの世界は想像以上に深遠なのかもしれない。
ナイロビにお越しの際は、インジェラレジスタンスの皆さんも是非足を運んでみては?
(詳しい場所はJungleJunctionの情報ノートに書いてありまーす)
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