5/6 アドヴァンスド・オープンウォーターコース 1/2日目
サルモネラ事件(ダイビング始めました、<中編>参照)の翌々日、ダイビング講習後半戦であるアドヴァンスコースを再開した。
久しぶりのウェットスーツ。久しぶりすぎて逆向きに着ようとしてた。
「また頭痛くなったらどうしよ」、そんな不安を少なからず抱きながらも潜って行く。
1m、2m、3m、4m、5m...痛くならない!杞憂でよかった!やっぱりアレはサルモネラのせいだったようだ。
水中コンパスの使い方の練習中、すぐ近くで美味しそうなカツオが群をなして小魚をハントし出した。高速で泳いで水面にジャンプする姿は思わず魅入ってしまう。
インストラクターののぞむさん曰く「めったに見れない」とのこと。幸先が良い。負のスパイラルは脱出できたようだ。
その次の水中ハードルではハードル全部フィンに引っ掛けて倒した。フィンに触れてるの気づかない。
この日はコシャリ休憩をはさみながら3回潜ったのだが、水温は24℃と非常に暖かく、水の透明度も最高。水が青い、青い。久しぶりのダイビングは本当に楽しかった。
5/7 アドヴァンスド・オープンウォーターコース 2/2日目
一時はどうなるかと思ったダイビング講習もついに最終日。この日はファンダイブで、スキルの練習もなくとにかく潜って楽しんだ。
一本目は車で15分移動したところにある「キャニオン」というスポット。東側に青く輝く紅海、西側にはそびえ立つ岩山。
珊瑚や色とりどりの魚を横目に流れに逆らってしばらく潜っていくと、水底に裂け目が見えてくる。
これがキャニオンの目玉。その名前たる由縁。
裂け目の中をゆっくり潜行してゆくと、その底は30mの世界。
30m。思っていた以上に明るく、押し潰されるような圧力はない。
想像すら及ばない未知の世界。そこに降り立った感動、達成感。
上の裂け目がキャニオンの入り口。 |
レギュレーターから出てくる気泡が綺麗。 |
イソギンチャクからニモが出てきた! |
クラゲ。不思議な生き物だよなほんと。 |
潜行中の真剣そのものな顔。 |
34分間のキャニオンでのダイビングの次は、5分くらい車に乗って次のスポット、「ブルーホール」へ。
デコボコ道の向こうにブルーホールのサイトが見えてきた。
ラクダが一杯いた。ラクダと海。不思議な組み合わせ。 |
ブルーホールは巨大かつ深淵な縦穴の地形で、最大深度百数十mもあるらしい。隕石でも突っ込んだのだろうか。
エントリーは少し離れの岩場から。底へと続く縦穴を少しずつ落ちて行く。
これがすごく楽しい。タンクを岩壁にぶつけそうになりながらも、直立姿勢でエレベーターみたいに潜行する。
人一人くらいの穴になっている。 |
多種多様な魚が華麗に泳ぎまわっている。自分の頭上を魚が泳いでいるのを見るのは、なんだか不思議な気分。
珊瑚の壁にはたくさんの魚が寄り添っていた。
美味しそう。一匹だけ黄色い。 |
神秘的。 |
鮮やかな魚が多い。名前調べて記録するのも楽しそうだなーポケモン図鑑的な。 |
綺麗、神秘的、幻想的。自分のボキャブラリーの少なさが歯がゆい。それほどの風景。 |
スイミーがいっぱい!かわいい~ |
この魚ダイビングっぽい!パンダみたい。 |
珊瑚も圧巻。髪の毛みたいに壁から生えてる。 |
細長い魚。なんでこんな形に進化したんだろ。 |
クラゲ系の生き物。これで一体なのか、連結してるのか。 |
眩しいくらいの青と、スイミーの赤のコントラスト。 |
フリーダイビング(息を止めて80mとか潜るらしい!)でも有名なブルーホール。人魚みたいに泳いでた。速い! |
水面から見える太陽はまた違った輝き。この景色はほんとに飽きない。 |
元気玉。またはUFOに連れてかれる僕。 |
気泡の写真撮りすぎた。 |
攻撃的フォルムなトゲトゲくん。 |
写真では1/10も伝わらないほど、ブルーホールは最高だった。
最後の横も下もただ青く何も見えない空間では、まるで宇宙にいるみたいだった。宇宙飛行士が水中で訓練するって聞いたことあるけど、無重力ってこんな感じなのかな。
魚の数も珊瑚の数も、ブルーホールは圧倒的。感動しっぱなし。
また絶対潜りに来たい、そう思えるスポットである。
タクシーの運ちゃんと。 |
◆
サルモネラで途中棄権も考えられたダイビング講習だったが、無事に全工程を終了することができた。講習期間中に潜った本数は11本。まさにあっという間だった。インストラクターののぞむさんには本当に感謝。
ダイビング、趣味が一つ増えた。本当に面白い。外から見る海と中から見る海は、想像してた以上に全然違った。
アドバンスコースまで取って良かったと本気で思う。30mなんていう未知の深さまで潜って思ったのは、「世界が広がった」ってこと。
これからは国内外問わず旅先でダイビングも一つの選択肢に入れられるし、楽しみの視野が広がった。
地球の70%を占めるのは水。その大部分にあたる海の底深くに関して、月にも行ける人類はまだ多くを知らないという。
ロマンだよなあ。
ダイビング、おすすめです!!!!
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